2014年11月2日日曜日

BP Discussion 各論① 大きく順位がずれたときはどうするか

BPのディスカッションの各論に関して書きたいと思います。全何回のシリーズになるかは不明ですが、まず書きたいと思います。

① 大きく順位がずれた時はどうするか
Opening Half、Closing Half, Government Bench Win等大きく意見が分かれる時があります。
その時はもちろん共通点があればそれは同意しておけばいいと思うのですが(ex.特定のチームの4位や、どこかOG>OO等全員の共通見解がある)それがない場合はどうすれば良いのでしょうか。

おそらくいくつかのアプローチがあるとは思いますが、一つのアプローチしかしらないのでそれを書きます。

ADIでどなたかのレクチャラーが言っていたことをそのままぱくるのですが、その場合は「ざっくりと4チームの評価に関して簡単に意見を交換する」ことが王道とされています。BP Novice 2011 Adjudication にも書いてありますが、これはやっぱり個人的にも時間はかかるもののうまくいきやすいと思います。なぜなら、順位の違いはだいたい1-2個のArgumentや反論の取り方によって大きく分かれることが多いため、どこが判断するところなのかわかりやすくなるからです。

その際、たとえばOGの話がOOと比べてどうなり(Clashはどうなったのか)、そしてCGが入ってくることによってどうかわったのか等に関して時系列順に評価が下せていくというのもメリットがあります。つまり、4チームすべてを比べる基準が自然にできやすいというメリットがあるということです。
また、この4チームの評価を話し合った後、一度各人で考える時間を設け、もう一度順位を出しなおすのがお勧めです。ディスカッションした結果順位が変動せずむしろ確証をもつパターンもありますしそれは問題ありません。場合によって、大きく順位がまた変更することが多いと思いますが少なくともその場合はコンセンサスに近くなっていきます。

実際、自分がとあるブレイクラウンドでジャッジした時、かなりの混戦でOpening Half, Closing Half, Government Bench, Opposition Benchほぼ全てがあった状況だったのですが簡単にOGからCOまでの良かったところ・悪かったところを羅列していくと、自然に「あ、この2チームに やっぱりなるんじゃないか」とコンセンサスに至ったことがあります。

また、他のブレイクラウンドでも、最初は大幅に違った順位が、このプロセス後1位と4位のコンセンサスに至り、2-3位の争いのみに議論の争点がうつったこともありました。上ほど理想的にはなりませんでしたが、かなり大きな前進だったと思います。

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