2013年9月20日金曜日

イラジャの4類型


イラジャって、僕は4類型あると思っています。

①英語がききとれない、ディベーターの言っている事が分からないレベル。(「介入」もここに入ります)
②ディベートにおける優劣をつけられないレベル。
③うまくディベーターに伝えられないレベル。
④ディスカッションが下手なレベルです。

おそらくなのですが、この4類型は便宜的なものでしかないです。ただ、この4つの「どこ」が苦手なのか留意してジャッジを練習したほうがいいです。最初の2つのレベルであれば、ジャッジテストを見たりリスニング能力上げたりしながらで大分改善します。

うまくディベーターに伝えられないというのは、(1)時間が足りない場合と、(2)時間は十分にあるがプレゼンが下手な場合に場合わけできると思います。(1)の場合はスピードをあげる訓練であり、(2)の場合はディベーターのマナーのテクニックが応用できるでしょう。

最後にディスカッションが下手な場合は、こればっかりは練習するしかないです。ただ、重要なのはディスカッションにおいては「ジャッジ間の合意をとること」ではなくあくまで「ディベーターを説得するためのRFDづくり」がゴールにあることを忘れないでおきましょう。

また、重要なのは多くの人は最初はイラジャだということです。さらに、ジャッジブレイクとかACをしている人たちですらも、まだ改善の余地はたくさん残っています。大事なのは、慢心せずに常に他人と相対化しながら自分を理解し、「ディベーターの説得」の技法を磨くことのはずです。