2013年11月16日土曜日

ジャッジの裁量論 NEAO Adjudication Guidelineより

http://issuu.com/juseungdanielyi/docs/guide_to_judging_at_neao2013?e=7020498%2F5547249

ジャッジは必要に応じて「裁量」が与えられているという話は前にしたかと思います。

今回NEAOのジャッジガイドラインをみていたら、それを示唆する記述がいくつかあったので抜粋します。


-judges are expected to spot responses whenever you make them
-you are allowed to display enough intelligence and world-awareness to question logical links and gaps in substantiation and not accept arguments at face-values.

一般常識的に、論理性や関連性の「裁量」はあると推定されます。
もちろんしっかりと合理的に説明することが求められますが。

2013年11月13日水曜日

僕の精神論メモ

僕の精神論というんはそういえばいくつかあります。

1.慢心しないこと
これは正直難しいです。(笑)調子に乗りやすい人間ではあるので。ほめられたら嬉しいですし。でも、ほめられるだけになったら終わりですし、そこで成長が終わってしまいます。周りをみてみると、上も同期も下もがんばっているわけで、負けてたまるかというスピリットを常に持ち続けないといけません。勝っても負けてもフィードバックは聞きにいきましょう。毎日考えることです。

2.逆境を楽しめ
正直ディベートはつらいこともたくさんあります。ブレイク落ちしたり、ジャッジにぼろくそ言われたり、自分のせいで負けたり。あげていたらきりはありません。僕自身も何度も何度もつらい思いをしています。でも思い返せば思い返すほど逆境は自分の成長に一番つながるときでもありました。

3.部に貢献すること
自分は部のおかげで大会に出させてもらっています。ジャッジなり、上の練習なり。正直言ってなのでファーストプライオリティは自分の部であるべきです。「部として強くなること」をしっかりと日々意識することが必要ではないでしょうか。(べつに、ディベート界全体に貢献するなというわけではなくて、部をないがしろにしないこと、という意味です)

「理論化」をすること

ディベートにおいて重要なのはいかに「理論化」するかだと思います。

ディベートは答えがないスポーツです。「ケースバイケースだよねー」と言われることもよくあります。しかし、それでは前に進めません。ディベートの「各論」という「枝葉」の部分だけになってしまって、根本的にどうすればディベートがうまくなるかというところにスポットライトをあてていないからです。

重要なのは、「いつケースバイケースになるのか」「どういうときにこの理論が役立つのか」などとしっかり考えていくことです。「難しいよねー」ではなく、無理やりにでも理論にするのです。

そして、それを改善していけばよいのです。残念ながらそのまんますぐ理論にはならないかもしれません。似たようなことを考えている人もいるかもしれませんし、欠点があるかもしれません。でもそれを話していくうちに改善されていきます。理論をつくることは、たとえそれがすぐに理論として流布しなくても、理論化のプロセスに貢献することは間違いありません。

自分が主張している理論の中で、「タテヨコ理論」「Triple A」などがありますが、これらも別に一人で思いついたわけではなく、色々な人と話しながら着想を得ているわけです。

色々な人と「理論化」の営みをしてください。