2018年4月28日土曜日

【即興型ディベート初心者向けポスト】 プレゼンテーションの型・"AREA"

スピーチって結局どうすればいいの?というなった際に、ディベートを始めたばかりの皆さんが最初に触れるのがAREAというプレゼンの型だと思います。

Assertion、Reasoning、Example、Assertion の頭文字で、主張(結論)、理由、例、主張という、結論のサンドウィッチ形式で話すのが良いとされています。
(ちなみに余談ですが、人によってはOREOと呼ぶこともあるようです。この場合はOはOpinionということです。)

念のため図示化するとこうなります。

Assertion
Reasoning
Example
Assertion

例えば、タバコ禁止(THW ban tobacco.)という議題であれば、下記のようなパターンがあり得ます。

Assertion タバコは健康に悪いので禁止すべき
Reasoning タバコには有害物質が含まれているし、中毒性もあるため継続的に健康リスクが高まる
Example 肺がん、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすこともある
Assertion なので健康に悪いタバコは禁止すべき

ここまではよく教わります。ですが、意外とコツとセットでは教わらないこともありまるので、ak_debateが教える際に伝えている点を3つシェア致します。

1.R(理由付け)は直観的 and/or複数で
第1に、Rである理由に関してですが、理由はできれば直観的なものや、複数(できれば3つがよく説得的とされます)挙げられると良いです。
ややハイレベルなことを申し上げますと、理由が出ない場合はTBH思考法を試してみるといいでしょう。初心者の方には、中でもBottom-Upで考えること(具体的にどういう人が影響されるのか?等)をオススメしています。
逆に理由が出すぎる場合は、似たような話をグルーピングするといいです。
ここは余談ですが、プレゼンのとき3は覚えやすい数字だとされています。2つだと少ないな、4つ以上だと多すぎて覚えられないな、となるようです。

2.E(例)は解像度をあげて感情に訴えかけろ
第2に、例はほかの人と共通の理解が得られるほどに解像度を上げる(想像できるほど具体的にする)ところまで深掘りできると良いです。どのような人が、どのように影響されるのかをストーリー的に話せるとよく、特に不満、不安のような負の感情に訴えかけられると良いです。
ak_debateがよくやるのは、具体的な映像を頭に思い浮かべることです。漫画、小説、映画のようなフィクションに頼ることもありますし、家族や友人などの顔を思い浮かべることもあります。またニュースで見たことのあるドキュメンタリーで特集されている人のことを思い出すこともあります。

3.あらゆるレベルでAREAを徹底しろ
第3に、AREAは、スピーチの中のあらゆるレベルで使うと良いということです。サイド全体として言いたい大きなAREAもあれば、具体例としてのアーギュメントとしての小さなAREAもありえます。また、反論もAREAで話すとよいです。相手はこういったがそれは成り立たない、なぜなら・・・例えば・・・のようになります。
要は大きなAREA、小さなAREAを積み重ねる、というイメージでしょうか。いつどこでもAREAを徹底するということですね。

(多くの教育現場で教えられている、いわゆるSQ AP IMPACT(Status Quo, After Plan, Impactの略で、現状(政策導入前)の現象-政策導入後の現象-その重要性)などのフレームの中でもそれぞれでAREAで話すことをおすすめしています)

終わりに
いかがでしたでしょうか。ぜひデビュー戦に向けてAREAを自分のものにして下さい。なお、この話し方はディベートに留まらず、プレゼン全般、就活、社会人生活でも役立つシーンがあるので是非!

補足 AREAのスピーチの型
高校や大学の教育現場では、AREAをもとにしたスピーチのワークシートを準備していることもあるようです。例えば、立論では下記のようなパターンを準備しているようです。型にはめることはよくないですが、守破離でいう守のときには使いやすいのでぜひ。その後、AREAを崩したり、よりいい言葉に言い換えたりするような柔軟性が持てるとよいですね。

[英語]
<Argument>
(A) Our first argument is _______.
(R) We have __ reasons.  / This is because ____
(E) For example, .... / Let me give you an example.
(A) Therefore, ....

[日本語]
<立論>
(A) 第一に・・・
(R) 理由は_つあります・・・/なぜなら・・・
(E) 例えば・・・/具体例を挙げると・・・
(A) したがって・・・

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2018年4月15日日曜日

【80点超えのスピーチシリーズ各論④】Whip編(Asian Style)

総論としての「80点超えのスピーチをするには」を受けた、各論シリーズです。
今までのPrime Minister編Leader of the Opposition編Deputy Speakers編の続編となります。

最初に注意しておいたほうがいいのは、Whipはラウンドの流れに影響を受けやすく、また、Deputy Speakersの原則は引き継ぎぐことです。すなわち、「相手の一番強い話をつぶす」ことや、足りない点を伸ばすことも当然Whipでも継続されます。それ以外の点で幾つかポイントを書かせてください。(本当はこれ以外にも色々書きたいのですが、スピーカースコアに直結しそうなポイントであえて絞りました)

1. 汎用的なフレームを活用しながら、ラウンドに固有な纏め方を探す
よく「まとめ方に正解はない」と言います。一部の先輩にフィードバックを求めても「ケースバイケース」だと言われることもあるのではないでしょうか。確かにそうなのですが、「汎用的なフレーム」を参考にできる部分はあります。
例えば、下記のようなフレームがあり得ます。

<ディベートフレーム系>
・Principle, Practical
・説明責任(Necessity, Solvency, Justification) ※Solvencyに相手のHarmも含む

<4W系>
・(When)Time-frame-base (例:Short Term, Long Term)
・(Who)Actor-base (例:Impacts on Female, Impacts on Male)
・(Where)Place-base/Micro-Macro base (例:Impacts on Individual, Impacts on Family, Impacts on Society)
・(What) Keyword-base (例:Why ban?  Why now?)

このようなフレームを意識しながら、今までの双方の議論を纏めにかかります。
例えばですが、Australs 2013 GFのOW(GF Best Speaker)は大きくはPrinciple, Practicalのフレームワークに近いでしょう。(1. Whether this is a "just" law?  2. Impacts of the law 3. Social Perception )
また、Australs 2012 GFのGWもPrinciple, PracticalのClashながら、ラウンドの固有性を出しているサインポストになっています。(1. Is allowing these crimes worthy of criminal punishment? 2. What does the world look like, and what changes do we get under our policy?)。

もちろんフレームは結局のところ「なぜ勝っているか?」の合目的性とフィットしていないと意味がないですが、一つ参考になり得るかと思います。

なお、このフレームとラウンドの固有性を行ったり来たりするところが難しく、akは例えばポストイットを使用しながらラウンドを聞いています。そして大幅にスピーチ中に反論とかを動かし、クラッシュを作り直すこともあります。

2. 「勝たないといけない」部分に全力を注ぐ
「ここを取ったら勝てる」というようなポイントがあります。それは、ラウンドによって様々です。分かりやすく「分岐点」と呼ばれるようにClashの応報があるのであればいいのですが、必ずしもあるとは限りません。「自分がイイタイコトを言う際に、譲れないピース」というのを双方の論理構造からひも解く必要があります。

例えば、A→B→Cというような論理展開をしているとします。その場合、Aが証明されないとB, Cにいかない場合は、Aを全力で守りに行かないといけない場合があります。
この構図だと思っているのは、MDO 2011 Semiとなります。Govの論理構造というのは、「助かる人はZero-sumである(全員を助けることはできない)」→「そのような場合はLegalなchoiceを取った人を優先すべきだ」となっています。GWはその前者の前提を「This is not fair」と言いながらスピーチをしています。「PMからしっかりその前提を言っているにもかかわらず、Oppは反論してこなかった」と冒頭でいいつつ、相手のPOIへの反論で「もしZero-sumじゃない前提でディベートしないといけないのであれば、じゃあGovは負けるよね」という意図をジョークを交えて印象操作し、Govへの勝利を手繰り寄せています。

他にも、例えばTHW punish parents when their children commit crimes.のようなモーションの際に、論点となり得るのは親のcharacterizationです。Govは「親は子供の犯罪に大きく影響し得るため親もpunishすべき」、Oppは「親は子供の犯罪と関係ないので親をpunishするのはかわいそう」という風にラウンドが進んでいたとしましょう。その場合、論点となるのは「親はどのくらい子供の犯罪に寄与しているのか?」という点になるかと思います。Govであれば、多くの時間を子供と過ごすためモラル的な教育も含めて親が一番影響力があるというような話を展開するでしょうし、Oppであれば親以外の影響(social class、学校の先生等)と言ってくるかもしれません。その場合このポイントを全力でどちらかに持ってくるために反論したり伸ばしたりすることがWhipとしてあり得ます。
(あくまとして一例であり、他のstrategyも当然あり得ます)

3. Dropには敏感にあれ
AsianのWhipが、BPのWhipと違う点の一つはDropに対する厳しさだと思っています。(Dropとは、反論を「落とす」ことであり、議論を無視することだとご理解ください)BPは「【SIDO/QDO/HKDO分析】アジアのBP大会で活躍するための3つのポイント」で取り上げたように、Sell your ideaが重要になりますし、briefingでも「全部に反論する必要はない」と明示されることもあります。一方でAsianももちろん全部に反論することは不要だと思いますが、一方でDropに対して厳しい今年も事実です。

akもUADCでWhipをしていた時は、かなり細かめにWhipしました。一つの話に対して複数のレベルで反論しましたし、重要な話(格好いい話、聞こえのいい話、インパクトの大きい話等)は仮に1行だけでロジックが無かったとしても念のため反論しました。「反論していない」という理由だけで負けにするジャッジ陣対策でもありましたが。

また、先方のDropに対してもかなり厳しめにいきました。よくあるのが、PMやLOで話された内容が実はあまり反論されていないことです。これがDeputyでも特に伸ばされないと強いArgumentとなってくれないことがあります。そこでWhipでも改めて一つのClashにするくらいの勢いで「押しなおす」、そしてその際に相手のDropを強調していました。事実、ACに見られた予選ラウンドでも「Deputy以降の話等は優劣つけられなかったが、Whipが1つめに押した話は確かにLeaderから出ておりあまり反論されておらず、それで勝ちにした」と言われました。
(なお、この「押しなおす」というテクニックは意外と重要です。「浮いた」Deputy Speeches等を「埋め込む」ことも大事ですしね。)

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2018年4月9日月曜日

【80点超えのスピーチシリーズ各論③】Deputy Speakers編

総論としての「80点超えのスピーチをするには」を受けた、各論シリーズです。
前回のPrime Minister編Leader of the Opposition編に続いたDeputy Speakers編です。

Deputyって難しいポジションだと思います。スタイルもフィロソフィーも人によって大きく異なりますし、ラウンドの流れによっても変わります。とはいえ、それでもいくつかポイントがあると思いますのでak_debateが感じるところを書いてみたいと思います。
(なお、前提としてDPMはLOの話にかなり近い部分があると思います。そのような1st Contact特有の内容はLOの記事に譲り、それ以外のポイントを書きたいと思います。)

1. 相手の最も強い話を立論・反論の両輪で全力で対応する
相手の最も強い話を、"Constructive Speech"として対応することができるのは2nd Speakerまでです。また海外や一部のジャッジではWhipから反論されるのでは遅すぎると判断する人たちもいます。そういう意味で、立論・反論の両方を使い切ることが重要になります。
UADC 2013 FinalのDPMは反論を重視しているパターンだと思います。Inheritance Taxの不十分性(構造的な不平等の大きさ等を指摘)を含めてかなり細かく反論しています。
また、UADC 2012 QFのDPMは、LOのFearの話をFlipする形で犯罪がいつ起きるかわからないような状況のほうがむしろfearfulであることを指摘しています。

また、よく先輩にアドバイスされる点として所謂「counterproductive」Argumentを立てろということかと思います。相手が守りたいことが実はむしろ悪くなるorこちらの方で達成できる、という話です。ICUT 2013 GFのDLOでは、conflictがむしろ減るという点を立論として出しています。なお、これらの話は所謂Secondary Mechanismの強化とセットで行わないと、アイデアベースになってしまうかもしれないのでご注意ください。

2. Leaderのスピーチを「足りない点」「多角的な視点」をキーワードに伸ばす
まず、「足りない点」に関して。まず大前提として、Leaderのスピーチで足りない点というのは必ず埋めることが必要になります。説得やArgument等のフレームワークはいくつかありますが、それらに照らし合わせながらリーダーのスピーチを聞いていくというのはまず一手でしょう。分かりやすい話では、LeaderがStatus Quoの話はしたがAfter Planの話をしなかった、抽象的な話をしたが具体性に欠けた、等そういった場合はそこから入る必要があります。また、これより難易度の高い点としては、「特定の前提」が抜けている場合です。そもそもどういう世界観を目指しているのか、そもそもどういったキャラクターを前提としているのか、というような話は見えづらいですが説得力に大きく影響するため、それらもidentifyできることがnext stepになるかと思います。

次に「多角的な視点」に関して。UniquenessやTime Frame等でMECEに考えることも重要になるでしょう。(思考力の習得方法はこちらに書いています。)(なお、特に日本人ディベーターはここが弱く、Asian Styleでなかなか勝ちきれなかったりClosingでExtensionを出し切れずに負けてしまうことをよく見てきたのでナショナル・アジェンダかもしれないと思っています)例えば、JPDU Pre-Australs 2013 GFのDPMではreligionのuniquenessとしてafterlifeの話が伸ばされています。また、ずいぶんと古くて恐縮ですがAustrals 2004 GFのDPMはDomestic/International Implicationの話をきれいに伸ばしていると思います。なお、個人的にはオーストラリア勢は歴史的に総じて2nd Speakerが上手いと思っており、例えば2009のGF等でもそれを感じています。

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2018年4月1日日曜日

フィードバックのコツ② 対初心者向け(新歓期)のフィードバック

前回のフィードバックのコツ① フィードバックの型 ~4つの点を伝えることを目指す~の続きです。

今回は4月ということもあり、初心者向けのフィードバックの話をしたいと思います。
(それにしても、新人だったころって何年前ですかね…ak_debateにも今より可愛い時期があったというと、信じてくれないんですが…)

初心者のときってどういうことを言われたら嬉しかったですかね?不安な中、チャレンジングなゲームをやった際の落ち込みって色々ありますよね。その時を思い出してフィードバックする、ジャッジした目の前の人のことを思ってフィードバックするという当たり前の原則を起点にすると色々な工夫ができるかと思います。今回は、ak_debateが気を付けてきた各論を話そうと思います。(これ以外も当然あると思います)

1.4つの型で言うところの、「良かったこと」を特に多めに言うこと
前回の記事で、フィードバックの"型"として、①良かったこと、②改善できること、③今後の実行方法/練習方法、④今後の期待の4点を徹底することをオススメしたかと思います。
特にこの①の「良かったこと」を多めにしましょう。昔UTDSでは8割くらいのイメージ感というところでやっていました。
「とはいえ、そんなに褒めるところがありますか?」という懸念があるかもしれません。確かに1分のスピーチとかだと最初はなかなか難しいかもしれません。
とはいえ、必ず何かしら褒めることがあるはずなのでそれを探索してください。例えば、ak_debateはassertionでもいい話が一言でもあったら(事実、自分が思いつかない話とかも良く出たので)伝えました。また、フィードバックの際に「どういうことを言おうと考えたりしていたのかも教えてもらってもいいですか?」「他にどういうことが言えそうですかね?」のように「言おうとしたが言えなかったこと」や「今思いついたこと」も聞いたりすることもしていました。(こうやって書きだすと少し恥ずかしいですね)

2.「改善できること」はポイントを絞って、シンプルにすること
特に上級生になると、うまくなっているのでたくさん言いたくなると思います。うわあ、Logicがないな、Refutationで反論と言いながら話をぶつけてるだけだな、Principleっぽい話しているけどふわふわしているな、等、等、等。もちろん細かいフィードバックは当然ありがたいのですがあまりたくさん言うとパンクしてしまいます。キャッチボールは取りやすい球を投げることが鉄則ですが、最初の球が何度も、文字通りハイボールでくると十分に吸収できないことがよくあります。なので、特に一番効果がありそうなことに絞るといいでしょう。(例えば、UTDSでは昔はSQ, AP, Impactというような型をAREAでしっかり言えるようにすること、を最優先にしていました。)

小技ですが、この際「ディベート用語」の多用には気を付けたほうがいいです。Uniqueness、Relevancy、Exclusivity、Framing等の言葉は我々にとっては当たり前かもしれませんが、ディベート初心者からすると新しいことばかりです。特に最初は各スピーカーの名前やルールから覚えたり、POIであたふたしたりしているはずなので、パンクしてしまいます。もちろん、この際例えばUTDSではレジュメと併用していたのでそこで良く出る言葉は書く、のような工夫はしましたが、それでも限界はあるかと思います。

3.普段にもまして具体的に話すことを意識すること
コミュニケーションは徐々に「阿吽の呼吸」になっていくこともあったりしますよね。それはある種お互い「あああの話ね」というイメージ感がより擦りあっていくからできるものです。例えば「具体性をつけよう」と言われたら「ああ、アクターが可哀そうである状態を描写しないと」、「具体的なケーススタディをロジックの後に出そう」のような解釈が一種できる、ハイコンテキストな会話になるのですが、初心者はその前提を共有していないので、ぽかんとなってしまいます。ただでさえディベートはチャレンジングな部分が多々あるため、しっかりと具体的にリードしてあげましょう。

なので、普段にもましてフィードバックでは「例えば」というような話をつけてあげましょう。具体的なアーギュメントを説明する、事例を説明することもいいと思います。反論も「こういうのが良くなかった」という指摘ではなく「こういう風に言うと良い」という例示とセットであることが大事です。

4.今後の期待を話す際は、特に「最初はできないもの」であることを強調すること
最後になりますが、これが一番大事かもしれません。ディベートって難しいです。特に難しい社会問題に関して20分で話すとか、社会人になっても人に驚かれます。特にそれが英語の場合、英語を第二言語としている人の苦労は計り知れません。
そして「うまくいかなかった」ことというのは本人もよーーーくわかります。スピーチが1分しかできなかったらそりゃ落ち込みます。他の人と比較できたらなおさらです。それが負け、というものとセットときたらさらに辛いです。
そこで重要なのは「今後できるようになる」というイメージ感をしっかりと伝えることです。チープなことですが、「最初は1分しか話せなかった人もたくさんいるけど、そのうち7分じゃ足りなくなるよ!」というような話であったり、いわゆる海外経験がない人に対しては「海外経験がある人も倒す例ってどんどん出てくるよ」というような話は本当ですし、とても助かります。

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