2013年11月13日水曜日

「理論化」をすること

ディベートにおいて重要なのはいかに「理論化」するかだと思います。

ディベートは答えがないスポーツです。「ケースバイケースだよねー」と言われることもよくあります。しかし、それでは前に進めません。ディベートの「各論」という「枝葉」の部分だけになってしまって、根本的にどうすればディベートがうまくなるかというところにスポットライトをあてていないからです。

重要なのは、「いつケースバイケースになるのか」「どういうときにこの理論が役立つのか」などとしっかり考えていくことです。「難しいよねー」ではなく、無理やりにでも理論にするのです。

そして、それを改善していけばよいのです。残念ながらそのまんますぐ理論にはならないかもしれません。似たようなことを考えている人もいるかもしれませんし、欠点があるかもしれません。でもそれを話していくうちに改善されていきます。理論をつくることは、たとえそれがすぐに理論として流布しなくても、理論化のプロセスに貢献することは間違いありません。

自分が主張している理論の中で、「タテヨコ理論」「Triple A」などがありますが、これらも別に一人で思いついたわけではなく、色々な人と話しながら着想を得ているわけです。

色々な人と「理論化」の営みをしてください。

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