下記のような寄稿文を頂戴しました。ありがとうございます!!
やり方の工夫はチャレンジなんでしょうね。。。!
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某大学のディベーターです、以前読書会のようなものを実施していたのでその時の事について書いてみようと思います。〇どのようにしていたか?
・各自が違う本を読む。1人1冊(一応フリーライダー:自分は読まないけど参加したい、は認めてなかった)
・授業の空きコマなどを調整し毎週特定の時間に3~5人くらいで集まり、各自が読んだ本の内容についてまとめて解説する(パワポなどは用意せず。やるとしてもホワイトボードに書くくらい)
・本のジャンルが被らないようにしていた
・居合わせなかった人のためにLINEのノートにも掲載する
・1か月で1冊読み終わるペースを目標としていた、本の内容や厚さにももちろんよるが
〇効用
・私的に「マターが増える」という効果はそこまでなかったように感じた。というのも結局他人から見聞したものであるためそれだけで十分使えるレベルの知識化と言われると疑問は残る。しかし、以下のような利益はあったように見える。
1:マターやアイディア・リサーチのとっかかりになる
→読書会で聞いた話について自身で深くリサーチすると漸く身に付く印象。また自身が避けがちな分野の入門書とかに触れることができるのでどのヨナ本を読むといいのかという見当もつけれるようになる
2:他人に分かりやすく伝える力
→LINEのノートなどを見ると人によってまとめ方が様々。本の内容をただ復唱転写するのではなく要点を押さえ分かりやすく再構成してまとめる力が(意識して実践すれば)伸びる。簡略化しすぎても伝わらないし内容を濃くしすぎても具体例とかばかりで説明も煩雑に
3:Motionや実際のディベートへの応用を前提として知識の吸収ができる
→自身が読んでいる・他人が読んだ本はどのようなMotionにおいて使えるのかという点を意識することで単なる知識で終わらずディベートに使える理論やケーススタディに化ける
対して以下のような問題点はあった。
1:自身が参加できていない読書会での情報がLINEノートに限られる。その際LINEノートのまとめ方がよろしくない(=結局口で聞かないと分かりにくいレベル)だと吸収できない
⇒何か統一したフォーマットなどがあると良いかも。しかし本の内容やジャンルにより異なるので難しいか。
2:人によって忙しさがまちまち・波もあるため定期的に続けていくのが困難。参加者みんな忙しかったので誰も発表の準備ができていないということも
⇒何か対策が欲しい。正直ここが一番深刻化も
3:そもそも何の本を読んだらいいのかわからない、ということもあった
⇒当時は先輩のアドバイスなどで何とかなっていたが、今思えばUTDS resourceのbookの部分なども活用すればよかったかもしれない。しかしお勧めの本についてまとめるサイトとか今後より拡大していくべきだなあと感じる。1大学に頼るのではそれこそフリーライダーな印象なのでコミュニティ全体でどうにかしたい
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