2014年1月14日火曜日

僕がブログをやる理由をちょっと語らせてください


僕はなんでブログをやっているのでしょうか。実は恥ずかしながらうまく言語化できないのですが、根底ではこんなことを考えています。


今ディベート界に足りないことって何なのでしょうか?さらに良くするにはどういう工夫ができるのでしょうか?



おそらくこの問いを考える上で、日本のディベート界の特性と、目指すべきビジョンを明確にする必要があると思います。

間違いなく日本の特性は、大会が多いということでしょう。韓国だと大きな大会自体は年に数回だといいます。これはプラスにとらえると、成長・交流の機会が多いということ、マイナスにとらえると大会の飽和状態が起きていること、と捉えなおすことができます。まあ、他にも色々ありますが、他には大きなところだと社会による認知があまりされていない、人口数が少ないなども挙げられるかおしれません。

日本ディベート界が目指すべきビジョン等は、ひとまずJPDUを参考にしてみましょう。


JPDUは日本のパーラメンタリーディベート団体の増加、国際大会への参加者の増加という現状を踏まえ、ディベーターの意思疎通を図り、共通の見解を生み出せるようなNational Debate Bodyとして以下の目的を持ち、国内外にて様々な事務処理や意思決定を行っています。
第2条 目的
本組織の目的は以下の3つとする。
(1) 国内機関としての国際大会に関する情報提供、準備、及び意思決定
(2) 国内のパーラメンタリーディベート活動における参加者および関係者のネットワークの構築
(3) 情報提供、イベント開催、及び教育活動を通じてのパーラメンタリーディベート活動の普及と向上

(JPDU公式サイトより)

これは言い換えると、「海外ディベート界」「国内ディベート界」「ディベート界外」をベースに整理していると言えます。

そう考えると、3つの基準のうちどれかを満たしていると合理的なのでしょう。おそらく(3)も色々工夫ができるでしょうが、感覚的に(1)(2)の方が先にできそうでしょう。

色々な答えがあると思いますが僕は多くの人がコミュニティに関われるような環境にすること、国内でディベーター・ジャッジとして成長の機会が提供できる環境にすることだと思います。

具体的には、地域ベース、ジェンダーベース、大学ベース、年齢ベースで多くの人が携わっていればいるほど良いと思っています。そう考えると、大会に多くの人が参加できるようにするにはどうすれば良いかという問いへとうつります。
僕はこういった考えに基づいて、前にも書きましたが大会における透明性の確保地域援助ACにおけるダイバーシティにより多くの人の参加ができるシステムが必要だと思っています。


そして、ディベーター・ジャッジへの機会の平等はできるだけ担保されていることが重要であり、大会における成長の機会も存分にあるべきだと思います。

そうした考えがあって、大会におけるジャッジの成長機会の提供等を過去に提唱しています。有志ブログであるMarketplace of Debating Ideasを開設したのもそういった意図があります。


そして、ディベート界に関するディベートがあったほうが良いというのは、おそらく色々なヴィジョンが日本として取れるからだと思っています。僕の考えにも限界がありますし、当然僕なんかよりいいアイディアを持っている人はたくさんいるはずです。

このブログも、少しでもディベート界のためになればなあと思いながらやっている次第です。結果はわかりませんがwww

長くなってしまいましたが、そんな感じです。

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