2013年10月3日木曜日

BP Strategy (Advanced) Video

2年前のBP Novice (BP Novice 2011)の資料の一環で、BP Strategyに関してです。 具体的なモーションをとりあげながら解説しているので、おすすめです

2013年9月20日金曜日

イラジャの4類型


イラジャって、僕は4類型あると思っています。

①英語がききとれない、ディベーターの言っている事が分からないレベル。(「介入」もここに入ります)
②ディベートにおける優劣をつけられないレベル。
③うまくディベーターに伝えられないレベル。
④ディスカッションが下手なレベルです。

おそらくなのですが、この4類型は便宜的なものでしかないです。ただ、この4つの「どこ」が苦手なのか留意してジャッジを練習したほうがいいです。最初の2つのレベルであれば、ジャッジテストを見たりリスニング能力上げたりしながらで大分改善します。

うまくディベーターに伝えられないというのは、(1)時間が足りない場合と、(2)時間は十分にあるがプレゼンが下手な場合に場合わけできると思います。(1)の場合はスピードをあげる訓練であり、(2)の場合はディベーターのマナーのテクニックが応用できるでしょう。

最後にディスカッションが下手な場合は、こればっかりは練習するしかないです。ただ、重要なのはディスカッションにおいては「ジャッジ間の合意をとること」ではなくあくまで「ディベーターを説得するためのRFDづくり」がゴールにあることを忘れないでおきましょう。

また、重要なのは多くの人は最初はイラジャだということです。さらに、ジャッジブレイクとかACをしている人たちですらも、まだ改善の余地はたくさん残っています。大事なのは、慢心せずに常に他人と相対化しながら自分を理解し、「ディベーターの説得」の技法を磨くことのはずです。

2013年8月18日日曜日

ディベートにおける学際化


僕はそもそも学問というのは「思考の枠組み」と「知識」でできていると思っています。
そう考えると、ディベートが強くなるにはって色々な領域の思考の枠組みと思考を知っていれば強いんじゃないかなぁと思っています。

最近はモーションに色々な「知識」は輸入されている気がします。
religionは大分話されるようになりましたし、minority rightsももはや今ではthemeになるほどになりましたね。あと、sexualityも流行のようです。
とはいえ、個人的にはIRなどはまだまだ足りなさ過ぎる気がします。全国大会とかをみても、IRは数少ないですしね。
個人的に、社会学や経済も少ない気がします。あと、倫理・哲学ももっといけるはずかと。
したがってさらにディベート界が発展するにはより多くの知識の輸入が必要でしょう。

では「思考の枠組み」というのはどういうものでしょう。
ざっくりいうと、特定の領域において「何がルールになっているか」だとか「何を重視しているか」のようなきがします。
例えばですが、いわゆるTriple A (Abstraction, Analogy, Applicability)の考え方は法律の考え方にすごく似ているんじゃないかなぁ徒思っています。
条文や制度の趣旨目的を考える→判例を参照する→今回の話をする っていう流れはすごく似ている気がします。

これはあくまで僕の持論なのですが、色々な「思考の枠組み」と「知識」を応用してみましょう!

ディベートに関するディベートをしよう


そもそも僕はディベートの理論とか、ディベートコミュニティとしてどうしていけば良いかというのは多くの人が考えていくことが必要なものだと思っています。実際、海外をみてみると、Councilだけではなくセミナー等で意見交換を活発に行っているようです。

「ディベートの在り方」は全員が関わるべきですし、多様性が一番認められるべき分野だと思います。したがって、少しでもそういった材料が提供できたらいいなーとか思っていたり、そして他の人もたくさん発信して欲しいなと思っています。

要はいろいろな人が発信していきましょうっていう雑な結論です、はい。意見の発信に、大学も学年もディベートの実績も関係ありません。そもそも、ディベーターはfree expressionを重要視しているはずですしね。(笑)

2013年8月3日土曜日

Read, read, read!


夏休みは、ぜひ時間があるので読書をしてほしいなと思っています。ディベートというのは僕は(1)特定の思考の枠組みと(2)特定の知識が特に重要になってくると思います。この両方を手っ取り早く手に入れるのがこの方法です。

(1)どのような本を読むと良いか
 ここで重要になってくるのは、まず「認知的不協和」というのを避けるということです。人は自分が好きなことや好きな考えに関することのみに関心を持つ傾向にあり、自分とマッチしない内容・考えになかなか触れづらい傾向があります。最初は自分の興味と関わるような内容から派生してもいいと思いますが、したがって、色々な本を是非読んでほしいと思います。
 全然新書でいいと思います。分厚い本とかは大変ですし。ここではいくつかお勧めの本をあげます。

苅谷剛彦 『知的複眼思考法』 講談社
山口厚 『刑法入門』 岩波新書
佐伯啓思『自由とは何か』 講談社
アマルティア・セン『貧困の克服』 集英社
中島隆信『これも経済学だ!』ちくま新書

(2)本をどのように読むと良いか
 最初に本を読むときに留意すべきなのは、自分が知らない分野というのはやっぱりハードルが高いというところです。しかし、簡単な内容から入ると結構楽しいですし、その後がすごくありがたくなります。どちらかというと、ざっと全体像を読むような読み方にすれば良いと思っており、詳細をたくさん覚える必要はありません。
 そして、重要になるのは、【英語ディベートにどう使えるか?】という視点を持つことです。つまり、英語では何ていうんだろう?ディベートではどういうアーギュメントで使えるんだろう?のように考えましょう。おそらく、ここでマターファイルをつくる時がやってきますね!

2013年7月3日水曜日

最近読んでいるニュース

ディベーターである以上、ちょこちょこでいいのでニュースを読みましょう。
日本語でも英語でも僕は構わないと思います。

例えば、

US Senate passes landmark immigration bill
http://www.aljazeera.com/news/americas/2013/06/201362721055196968.html
今、違法移民の対応がとられているようですね!
US immigrationはClassicsなので、頭の中にも入ってきやすいです。

US top court delivers wins for gay marriage
http://www.aljazeera.com/news/americas/2013/06/2013626142215256827.html
これまたアメリカで、今ホットなDOMAですね。

ロシアで「同性愛プロパガンダ」禁止法が成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130701-00000010-jij_afp-int
いやーこれはひどいですねぇ、というかんじでしょうか。

UN's Mali peace force begins operations
http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-23125615
最近マリはこうなってるんですねー

ってかんじでしょうか?
ちょっとずつ読むのが重要です!はい。一気にやろうとすると大変なので。

2013年5月4日土曜日

「オーソリ」という幻想

「オーソリ」と呼ばれている人は、毎年いるものです。
国内でもいますし、海外でもいます。
輝かしい実績(と思えるもの)や、尊敬(と思えるもの)を集めているわけで「すげーなー」とま青もいやすいですよね。僕自身、尊敬している先輩もいるので盲目になりやすいのですが。
 
ですが、「オーソリ」と呼ばれている人が必ずしも正しいとは限りません。ディベートだってしくるし、全部知っているわけないし、変なバイアスがかかることがあるし、いいディベーター=いいジャッジとも限らないし、知識が偏っていたりしたりするわけです。

ディベーターとして対戦するときは、「なにくそ」と思って立ち向かいましょう。「##さんだから・・・」というようなスタンスでは、ラウンドが始まる前から負けています。

ジャッジとしてスピーチを見るときは、「本当に正しいのか?」「モーションとのリンクは?」「ロジックは?」等、普通のジャッジをするときと同じように批判的に見ましょう。

自分のラウンドをジャッジとして見られる場合は、「本当に合理的・公平にラウンドをみているのか?」という視点でみましょう。一緒にジャッジで入っている場合も同様です。「おかしい」と思ったら「おかしい」と声をあげてしっかりと意見を述べましょう。

日本のディベート界の場合、年功序列というか先輩後輩関係と相まって面倒くさかったりするところもあると思います。しかし、「オーソリ」ができて特定の考えが広まっていればただの「老害」でしかなく、ヘルシーではありません。ディベート界の発展も遅れるわけですから。

重要なのは、常に自分の頭で考えることです。その人の「オーソリ」で判断することは、人を学歴や出身地などで判断することと同じくらい浅はかなことですよ。