2013年8月3日土曜日

Read, read, read!


夏休みは、ぜひ時間があるので読書をしてほしいなと思っています。ディベートというのは僕は(1)特定の思考の枠組みと(2)特定の知識が特に重要になってくると思います。この両方を手っ取り早く手に入れるのがこの方法です。

(1)どのような本を読むと良いか
 ここで重要になってくるのは、まず「認知的不協和」というのを避けるということです。人は自分が好きなことや好きな考えに関することのみに関心を持つ傾向にあり、自分とマッチしない内容・考えになかなか触れづらい傾向があります。最初は自分の興味と関わるような内容から派生してもいいと思いますが、したがって、色々な本を是非読んでほしいと思います。
 全然新書でいいと思います。分厚い本とかは大変ですし。ここではいくつかお勧めの本をあげます。

苅谷剛彦 『知的複眼思考法』 講談社
山口厚 『刑法入門』 岩波新書
佐伯啓思『自由とは何か』 講談社
アマルティア・セン『貧困の克服』 集英社
中島隆信『これも経済学だ!』ちくま新書

(2)本をどのように読むと良いか
 最初に本を読むときに留意すべきなのは、自分が知らない分野というのはやっぱりハードルが高いというところです。しかし、簡単な内容から入ると結構楽しいですし、その後がすごくありがたくなります。どちらかというと、ざっと全体像を読むような読み方にすれば良いと思っており、詳細をたくさん覚える必要はありません。
 そして、重要になるのは、【英語ディベートにどう使えるか?】という視点を持つことです。つまり、英語では何ていうんだろう?ディベートではどういうアーギュメントで使えるんだろう?のように考えましょう。おそらく、ここでマターファイルをつくる時がやってきますね!

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