客観的なところで言うと、予選のオープンの3ラウンドで8点を取るなど順調に滑りだしました。残念ながらR4は決勝に進出したチームに囲まれ4位になってしまいましたが、見事に予選を突破。ディスカッションの結果敗退してしまいましたが、Semi Finalist(ベスト8)という結果になりました。
なお、実践編では省いていましたが、2人の共通の目標として「できればGrand Final、少なくともそこに届き得るSemi Finalまではいきたい」があったため、目標は達成できたと言えるでしょう。
実際、大会終了後、ヒアリングをした際のお二人のコメントというのは下記の通りでした。
Iさん「この大会では、ポジティブな感情が大きかったです。やりたいスピーチができました。Semi Finalも負けて悔しかったのですが、"出せる限りを出した"と思えました」
Eさん「正直、終わった瞬間、(もっと勝ちたいという)欲は出ましたが、中堅層にはごりっと勝てるようになれたので満足しています。Semi Finalまで行けたのは良かったのですが、一方で、GFまで行きたいというのはパートナーとも話していたので、もうちょいできたかも、という感覚もあります」色々な解釈があるかと思いますが、満足度は高く、またポジティブな意味での向上心も沸いたのではないでしょうか。
プレパ・シートの効果に関しては下記のようにいただいています。
Iさん「たまに見ながら使っていた。また、オーダーメイド感もありそれによりモチベーションもあがりました(笑)・・・それから、ぜひ色々な人にとって参考になると思うのでプレパ・シートは公開してください」
Eさん「頂いたプレパ・シートによりプレパが"地に足のついた形"になったと思います。今まで正直このような形でプレパを行ってこなかったので、とても勉強になりました。また、実はすでにこっそり後輩に"こんなのもらったよ"と見せちゃいました(笑)」
「プレパ・シート」の効用はあり、ぜひ他の人にも広めたい、というコメントを頂戴している、というところでしょうか。
さらに、今回のコーチングに関しては下記のようなコメントをいただいています。
Iさん「ak_debateさんに見て頂いて一番ありがたかったのは、特に弱みが分かったことでした。勝ち筋・具体化を意識させていただいたことで、特にクロージングはとてもやりやすく、パフォーマンスは高かったです。すごくありがたかったのは、ak_debateさんはすごく細かく僕たちのことを観察してくれたので、例えばIさんはこういう特性があるからこういう風にやってみるとどうか、のようなアドバイスが頂けました」
Eさん「今回一番ありがたかったのは、最初に何回かプレパ見て頂いて、"このチーム特有の課題を洗い出す"ことでした。例えば、"勝ち筋"に関しては正直全然意識していませんでした。結果的に考えることはあったのですが、毎回意識的に考えられるようになりました」これは正直恐縮しかありませんし、お二人の人間性に助けられている気がしますが、プレパ・シートをつくることを中心においた今回のコーチングでは「チーム特有」のプレパの型ができた、いいかえると、プレパレーションの効率化が最大化されたのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
もちろん、すべてがプレパ・シートに落ちるわけではない(=プレパ・シート以外の要素、それは例えばそれ以外のコーチングの部分であったり、お二人の他の練習であったり、色々な因果をもってプレパの効率や今回の満足がいくようなパフォーマンスにつながった)のですが、「プレパ・シート」づくりはプレパの効率化につながるのではないでしょうか。
最後になってしまいましたが、Eさん、Iさんには感謝です。本来これは「競争優位性」でもありますし、正直弱みもあるので「恥ずかしい」感情もある中、今回このような形で文章を公開させていただきました。また、少しでもお二人の満足度・成長に寄与できていたのであれば、これほどうれしいことはありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿